コーヒーに適したおすすめの水【浄水器・ウォーターサーバーのメリット・デメリットを徹底解説!】

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自分でコーヒーを淹れるようになると、

コーヒーの抽出に使う水は何が良いのだろう?

と疑問に思うのではないでしょうか。

私は10年以上自宅でコーヒーを淹れてきた経験から、

浄水器を通した水が適していると考えています。

浄水器を使うメリット

  • カルキ臭さがなくなり、後味がクリアになる
    ⇒コーヒーがおいしくなる!
  • 経済的・コスパが良い
    ⇒費用対効果のバランスが良い!

本記事では、私が実際に検証した内容を徹底解説していきます!

浄水器の一例

また、水道につける浄水器の他、

「浄水型」ウォーターサーバーというのがあるのをご存じでしょうか?

水道水を入れて使うタイプのウォーターサーバーで、

ボトルを購入するウォーターサーバーより割安で使えることがわかりましたので、あわせて解説します。

オシャレ・コンパクト・コスパ◎

目次

浄水器の効果

キレイな水のイメージ図

浄水器は、水道水の中に含まれる残留塩素カルキ・カビ臭

さらにはカビ類赤サビなどを取り除くことができます。

つまり、

おいしくて安心な水をつくる

ことが浄水器の役割といえます。

参考:一般社団法人 浄水器協会HP

 

なお、カルシウムやマグネシウムといった、

ミネラルも水道水には含まれています。

ミネラルも除去できることをうたう浄水器もありますが、

コーヒー抽出向けの水としては、ミネラルを除去するのはNGです。

特にマグネシウムは、不快な味の原因となる成分を抑えつつ、

好ましい味の成分の抽出効率を上げるために有益であることがわかっています。

C. H. Hendon et al, J. Agric. Food Chem. 2014, 62, 4947

浄水器のタイプでいうと、

逆浸透膜浄水器

はミネラルを除去してしまうので、コーヒー抽出のために使う場合は避けた方が良いです。

 

私は、クリンスイ製のアンダーシンクタイプ浄水器を使用しています。

クリンスイ浄水器の写真

もともとキッチンに付いていたモノで、

家庭用浄水器試験方法、浄水器協会の規格基準に基づく17+2物質

が除去可能となっています。

次章以降、上記浄水器を使用して検証していきます。

 

なお、水道に後付けできる蛇口直結型の浄水器では、

以下の製品は同様の物質が除去可能となっています。

このようなタイプであれば、水道に気軽に取り付けることが可能で、同様の効果を期待できます。

水道に付けるクリンスイ製浄水器

コーヒー抽出に浄水器を使うメリット

コーヒー抽出に浄水器を通した水を使うと、

大きく2つのメリットがあると考えています。

  • カルキ臭さがなくなり、後味がクリアになる
  • 経済的・コスパが良い

順に解説していきます。

カルキ臭さがなくなり、後味がクリアになる

浄水器あり浄水器なし
カルキ臭さがない
後味がクリア
残留塩素な
カルキ臭さを感じる
舌に残る嫌な後味
残留塩素あ

浄水器あり・なしの水を飲んで比較するのがわかりやすいです。

浄水器を通していない水は、カルキ臭さを感じ、舌に残る嫌な後味になります。

一方で、浄水器を通すことで、

カルキ臭さを感じにくくなり、後味がクリアになりました。

 

味の評価だけでは、浄水器がどこまで不純物を除去できているのかがわからなかったので、

簡単に使える「ウォーターチェッカー」を使って確認してみました。

水に粉を入れて混ぜると、

  • 残留塩素あり:ピンク色に変化
  • 残留塩素なし:透明

となるので、一目で効果がわかります。

ウォーターチェッカーの結果

浄水器なしの水は、ウォーターチェッカーを入れた瞬間ピンク色にりました。

一方で浄水器ありの水は、無色透明のままでした。

つまり、浄水器を通すことで、残留塩素が除去されたことが確認できました。

浄水器といえども、多少は不純物が残るのでは?

と思っていましたが、予想以上にしっかり機能していました!

経済的・コスパが良い

塩素が除去された水の選択肢としては、

  • 浄水器
  • ペットボトル
  • ウォーターサーバー

があげられます。

コスト比較表を作ってみました。

1年間のコスト比較(2024年9月現在)

初期費用水代※1維持費合計(1年間)
浄水器※26500円73円※38267円※41万4840円
ペットボトル0円2万7375円※50円2万7375円
ウォーターサーバー0円5万9666円※69168円※76万8834円
※1 1L/日の水を使用するとして計算
※2 浄水器:クリンスイCSP911-WT
※3 水道水代:0.2円/L
※4 浄水器カードリッジ:HGC9S
※5 ペットボトル:150円/2L
※6 5社の平均を使用(ボトル宅配水 1L/日使用)
※7 電気代:500円/月+サーバー代:5社の平均
契約プランによって計算結果は変動します

ペットボトル、ウォーターサーバーは水代が多くかかり、

水道水を使う浄水器のパフォーマンスが非常に良いことがわかります。

また、浄水器は2年目以降は初期費用がかからないので、長く使うほどお得になります。

かかる費用をなるべく抑えたい!

という場合は、浄水器が適していることがわかりました。

試算に使った浄水器

浄水器のデメリット、ウォーターサーバーのメリット

浄水器の最大のデメリットは、

常温水しか使用できない

という点です。

冷たい水を飲みたい時は氷が必要ですし、

コーヒーを淹れる時はポットでお湯を沸かす必要があります。

いつでも温水・冷水を使える

という観点では、ウォーターサーバーに軍配が上がります

浄水型のウォーターサーバー

水ボトルが宅配されるのではなく、

水道水を入れて使用するのが浄水型ウォーターサーバーです。

ボトル型ウォーターサーバーでネックだった、水代を節約することができます。

浄水器ボトル型
ウォーターサーバー
浄水型
ウォーターサーバー
コスト最も安い水代が高い水代が安い
温度常温のみ温水・冷水温水・冷水
リンク

浄水型ウォーターサーバーにも種類がありますが、ここでは

  • シンプルでオシャレなデザイン
  • 3000円/月以下で導入可能
  • 置く場所を選ばない

という観点からオススメをご紹介します。

Locca litta(ロッカ リッタ)

Locca litta スペック
メリットデメリット
シンプルでオシャレ
月額2580円
小型で卓上に置ける
温水は約87℃
5年以下は解約金必要

シンプルでオシャレなデザインに加えて、

  • サーバーレンタル代
  • カードリッジ代
  • 配送料

がコミコミで月額2580円とリーズナブル。

小型で卓上に置けることも、設置のハードルが低くなります。

 

一方で、温水は約87℃での給水となっています。

87℃のお湯をドリップポットに入れると、82.5℃になりました。

深煎りのコーヒーを淹れるにはちょうど良い温度ですが、

浅煎りのコーヒーを淹れるには少し低いので、沸かし直す必要がありそうです。

また、5年以下では解約金が必要になる点も注意です。

まとめると、

  • なるべくコストを抑えてウォーターサーバーを使いたい
  • 5年以上の長期間使う予定

という方には、Loccaの浄水型ウォーターサーバーがオススメです。

\ 月額2580円でいつでも温水・冷水が飲める

まとめ

コーヒーに適した水についてご紹介しました。

オススメの水

  • コスト重視、常温水でOKな方:浄水器
  • 温水、冷水も使いたい方:浄水型ウォーターサーバー

ご自身のライフスタイルにあわせて、参考にしていただければと思います。

浄水器の一例

オシャレでコスパの良い浄水型ウォーターサーバー

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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