アイスコーヒーやジュース、お酒など、
保冷したいけれど普通の氷を使うと薄まってしまう飲み物は色々あります。
飲み物を薄めないように保温するのに便利なのが、溶けない氷アイスキューブ。
ステンレス製のキューブの中に保冷剤が入っていて、洗って冷凍すれば何度も使えます。
中でも、生活雑貨ブランドLuxphoriaから発売されている「ビアキューブ」という商品が
- 保冷力
- 安全性
が優れているということでしたので、実際に使ってみました。
その結果、
- アイスコーヒー
- アイスカフェラテ
- ビール
- ウイスキー
などの保冷にピッタリなことがわかりました。
特に、同メーカーの真空タンブラーと一緒に使うと、保冷時間が2時間以上になりました!
オシャレで自分ではなかなか買わない商品と思うので、プレゼントにもオススメです。
本記事では、アイスキューブのメリット・デメリットと、
保冷の実験や色々な飲み物で試した結果をご紹介します。
タンブラーと組み合わせて2時間以上保冷可能!
溶けない氷アイスキューブの特徴
アイスキューブは、ステンレス製のキューブの中に保冷剤が入っていて、
冷凍庫で冷やすことで繰り返し使えることが特徴です。
溶けない氷のメリット・デメリットを解説します。
メリット
飲み物が薄くならない
アイスキューブの一番のメリットです。
普通の氷のように、水になって飲み物が薄くなりません。
ですので、たとえば
- アイスコーヒー
- アイスカフェラテ
- ビール
- ウイスキー
といった、薄めたくない飲み物を、冷たくておいしい状態を長く維持することができます。
カルキ臭さがつかない
水道水を凍らせた氷を使うと、溶けてカルキ臭さが飲み物にうつってしまい、気になることがあります。
アイスキューブならそもそも溶けることがないので、
カルキ臭さがつくことがなく、おいしく飲むことができます。
繰り返し使えて経済的
アイスキューブは、洗って何度も使えるため、経済的です。
おいしく飲み物を飲むために、毎回スーパーやコンビニで売っている氷を買ってこなくても良いので、
コスパに優れています。
デメリット
常温から冷やす効果は小さい
アイスキューブは水を凍らせた氷のように、
常温~温かい飲み物をキンキンに冷やすことはできません。
その理由は、普通の氷とはモノを冷やす原理が違うから。
冷やす原理比較
水を凍らせた氷 | アイスキューブ |
---|---|
氷が飲み物の熱を奪う 氷の融解に熱が使われる 氷が溶けた水が飲み物と混ざって熱を奪う | アイスキューブが飲み物の熱を奪う |
氷を凍らせた水は、氷の融解に熱が使われます(融解熱)。
また、氷が溶けた冷たい水が飲み物と混ざって、さらに飲み物の温度が下がります。
アイスキューブは、飲み物と接している面を冷やせるだけのため、原理的に氷より冷却力は劣ります。
そのため、基本的には冷たい飲み物の保冷のためにアイスキューブは使います。
ただし、アイスキューブでも粗熱を取ることはできるので、
アイスカフェラテ用のエスプレッソを冷やすのに重宝します。(詳細は後述)
洗う手間がある
アイスキューブは使うごとに手洗いが必要なため、洗い物が増えます。
食洗機使用は不可の製品が多いです。
ただし、キューブ状で小さくて洗いやすいため、それほど大きな手間ではありません。
オススメのアイスキューブ「ビアキューブ」の特徴
「アイスキューブ」とAmazonで調べると、様々なメーカーの製品が出てきて、どれを選ぶか迷うと思いますが、
オススメは「ビアキューブ」という製品。その理由は、第三者機関の検査によって
- 他商品より保冷力が優れている
- 素材の安全性が高くて安心
ということが証明されているから。順に解説します。
保冷力が優れている
地方独立行政法人 東京都立産業技術研究センターという機関で保冷力の試験が実施した結果が、
メーカーから公開されています。(試験交付番号:2022オ開実第59号)
確かに、試験開始から30分後の水温は、ビアキューブが7.5℃と、
キューブなし(14.3℃)や他社アイスキューブ(9.3℃)より保冷力が高いことがわかります。
では、実際に家庭で使用されるグラスや、メーカーの真空断熱タンブラーを使った場合はどうなるでしょうか?
気になったので、
- グラス+キューブなし
- グラス+ビアキューブ
- メーカータンブラー+ビアキューブ
の3種類で保冷力の実験してみました!
比較した3種類
実験条件詳細
- 室温:23.7℃
- 湿度:42%
- 水の量:90ml(冷蔵庫で冷やした水)
- ビアキューブの数:4個
- 30分おきに、温度計で水温測定
- タンブラーはフタをしめて放置、温度はフタをあけて測定
保冷力の実験結果
冷蔵庫で冷やした水は、約8℃となっていました。ビアキューブを入れると、すぐに約3℃まで冷却されました。
30分後の温度はキューブなしは14.1℃、グラス+ビアキューブは3.5℃と、
メーカーの試験結果よりもビアキューブの冷却力が良い結果でした。
グラスいっぱいにビアキューブを入れたのが良かったのかもしれません。
一方でメーカータンブラー+ビアキューブは0.5℃まで温度が下がりました。
30分以降は、グラスの水は徐々に温度が上がりましたが、
ビアキューブが入っていれば90分後でも7.8℃と、キューブなしの初期と同じ温度でした。
タンブラー+ビアキューブの水はというと、なんと120分後まで0.5℃を保っていました。
メーカーのタンブラーとビアキューブを組み合わせれば、
飲み物を薄めることなく、2時間以上は保冷できることがわかりました。スゴイ。
素材の安全性が高くて安心
アイスキューブは飲み物と接する商品なので、素材そのものの安全性が高いことは必須です。
ビアキューブは第三者機関の検査を受けており証明書が発行されているので、安心して使用できます。
他メーカーではこのような検査結果が公開されていない場合も多いです。
類似品が多く出回っているので、販売者名
Luxphoria(株式会社Spesia)
をしっかり確認して購入するか、メーカー公式HPから購入することをオススメします。
メーカー公式HPでは、直販最安セールを行っていることもあるので、要チェックです。
類似品にご注意を
ビアキューブと相性の良い飲み物4選
実際にビアキューブを使用してみて、相性の良かった飲み物を4つご紹介します。
概要まとめ
飲み物 | 良かった点 |
---|---|
アイスコーヒー | コーヒーの味が薄まることなく、最後まで冷たさを維持できる |
アイスカフェラテ | エスプレッソの粗熱を取ることで、ミルクが温まらない |
ビール | 鍋の近くでも冷たさを維持できる |
ウイスキー | ウイスキーの味を薄めずにオンザロックを楽しめる |
アイスコーヒー
コーヒーの味を薄めることなく、最後まで冷たい状態を維持することができます。
アイスコーヒーを冷えた状態にすることが第一目的だったので、予定通りの使い方ができました。
なお、前述のとおり常温から冷やす効果は小さいので、
冷えたアイスコーヒーを作ったうえでビアキューブを使用してください。
アイスカフェラテ
アイスカフェラテの中に入れて保冷することもできますが、
私が良いと思った使い方は、抽出したエスプレッソを急冷すること。
エスプレッソをビアキューブで急冷
これでエスプレッソを薄めることなく、粗熱を取ることができます。
粗熱を取ったエスプレッソを冷えたミルクに注ぐことで、
しっかり冷えたアイスカフェラテを作ることができます。
水を凍らせた氷ではできない使い方なので、コーヒーの楽しみ方の幅が広がりました。
ビール
製品名にもなっている、ビールとの組み合わせはもちろんバツグン。
特に、メーカーの真空タンブラーにビアキューブを入れることで、
鍋の近くでも冷たい状態を維持することができました。
夏だけでなく、冬でも活用できるのは嬉しいですね。
ウイスキー
常温のウイスキーと、ビアキューブを組み合わせてみました。
これがとても相性がよくて、ウイスキーが薄まらないだけでなく、
冷えすぎないためウイスキーの風味をよく味わえる温度にすることができました。
私は普段、ウイスキーはストレートで飲んでいるのですが、
ビアキューブなら味が落ちることなく適度に冷えたウイスキーが楽しめて大満足でした!
まとめ
生活雑貨ブランドLuxphoriaから発売されている「ビアキューブ」という商品を実際に使用して、
同メーカーの真空タンブラーと組み合わせることで2時間以上、保冷できることがわかりました。
特に相性の良かった4種類の飲み物は以下の通り。どれも水を凍らせた氷では実現できない使い方です。
ビアキューブがピッタリの飲み物
飲み物 | 良かった点 |
---|---|
アイスコーヒー | コーヒーの味が薄まることなく、最後まで冷たさを維持できる |
アイスカフェラテ | エスプレッソの粗熱を取ることで、ミルクが温まらない |
ビール | 鍋の近くでも冷たさを維持できる |
ウイスキー | ウイスキーの味を薄めずにオンザロックを楽しめる |
ビアキューブは保冷力、安全性が第三者機関の検査で証明されていますが、
未検査の類似品が多く出回っているので、販売者名
Luxphoria(株式会社Spesia)
をしっかり確認して購入するか、メーカー公式HPからの購入がオススメ。
直販最安セールを行っていることもあるので、要チェックです。
類似品にご注意を
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!