おうちコーヒー焙煎歴10年目、累計100kg超を焙煎してきた、でぃーんです。
焙煎したてのコーヒー豆でエスプレッソを淹れると、クレマが厚く、非常に風味の良い一杯になります。
カフェラテやカプチーノにしても、香ばしさが感じられてミルクとの相性抜群です。
そんな自家焙煎と相性の良いエスプレッソですが、
- エスプレッソ用にどんな生豆を選べばよいのか
- どの程度まで焙煎すればよいのか
といった点で悩む方も多いのではないでしょうか。
本記事では、家庭で自家焙煎を行っている方向けに、エスプレッソ用に向いている、個人で入手可能なコーヒー生豆を紹介します。
個人的には、2ハゼを入れた深煎りのコーヒー豆を使用したエスプレッソの方が好きで、色々な豆を試してきたので、本記事では(今のところは)深煎り限定で紹介します。
深煎りエスプレッソ用に向くコーヒー生豆5選

実際に自分で焙煎して、エスプレッソ(カフェラテ、カプチーノ)がおいしかった生豆を紹介します。
エスプレッソマシンは「SANREMO CUBE R」を使用しました。
| 生豆銘柄 | 特徴 |
|---|---|
| ブラジル ショコラ | チョコレートのような甘さ、ナッツの風味がミルクと相性抜群 |
| グアテマラ レッドブルボン | チョコレートのような甘さに加えて、ほんの少しの酸味 |
| エクアドル アンデスマウンテン | コク深く、甘さの余韻が長く続く |
| ベネズエラ ムクカイ・カツーラ | クリーンで蜜のような甘味を感じる |
| エチオピア イディド | 華やかなベリー系の酸味で爽やか |
ブラジル ショコラ エスペランサ


| 産地 | サントアントニオアンパーロ地域周辺 |
| 標高 | 1000-1100m |
| 品種 | ムンドノーボ、カトゥアイ、カトゥカイ |
| 精製 | ナチュラル |
| 仕入先 | 松屋珈琲 |
| 焙煎度 | フルシティ(2ハゼ後40秒) |
名前の通り、チョコレートのような甘さが特徴的なコーヒーです。
ナッツのような風味もあり、ミルクとの相性が抜群です。

「ショコラ」という名前の生豆はいくつかありますが、
個人で購入可能でコスパが良いため、松屋珈琲の「エスペランサ」をよく使用しています。
イチオシの焙煎度はフルシティ。2ハゼ後40秒ほどでの煎り止めがオススメです。
グアテマラ レッドブルボン


| 産地 | アンティグア サン ミギュエル デュエナス |
| 農園 | ラス・ヌベス農園 |
| 標高 | 1500-1900masl |
| 規格 | SHB |
| 品種 | レッドブルボン |
| 精製 | ウォッシュト |
| 仕入先 | 松屋珈琲 |
| 焙煎度 | フルシティ(2ハゼ後40秒) |
グアテマラのコーヒーも、エスプレッソにするとチョコレートのような甘さが感じられます。
レッドブルボン種では、ほんの少し酸味が加わって爽やかな味わいになります。
グアテマラはこの銘柄以外にも、エスプレッソにするとおいしい銘柄が多いです。
データが集まり次第、他の銘柄もご紹介する予定です。
イチオシの焙煎度はフルシティ。2ハゼ後40秒ほどでの煎り止めがオススメです。
エクアドル アンデスマウンテン パラモ


| 地区 | マナビ県 カスコル地域 |
| スクリーン | 17up |
| 精製 | ウォッシュト |
| 仕入先 | 松屋珈琲 |
| 焙煎度 | フルシティ(2ハゼ後30秒) |
エクアドル アンデスマウンテンはとてもコク深く、甘い余韻が長く続くコーヒーです。
ドリップだと、「飲みやすい」と感じる方が多いと思います。
エスプレッソでも、その甘さがしっかり感じられておいしいです。
イチオシの焙煎度はフルシティ。2ハゼ後30秒ほどでの煎り止めがオススメです。
ベネズエラ ムクカイ・カツーラ


| 産地 | メリダ州エル・バレ |
| 農園 | ムクカイ農園 |
| 標高 | 2020m |
| 品種 | カスティージョ、モンテクラーロ、カツーラなど |
| 精製 | ウォッシュト |
| 仕入先 | マドゥーラ |
| 焙煎度 | フルシティ(2ハゼ後40秒) |
ベネズエラ産のコーヒーなんて珍しい!
というだけで試してみましたが、クリーンでおいしいコーヒーでした。
蜜のような甘さが感じられ、カフェラテがとてもおいしかったです。
イチオシの焙煎度はフルシティ。2ハゼ後40秒ほどでの煎り止めがオススメです。
エチオピア イディド


| 産地 | South Ethiopia, Gedeo, Yirgacheffe, Idido, Tulise |
| 生産者 | Abreham Desalegn |
| 標高 | 1900-2100m |
| 品種 | Heirloom |
| 精製 | ナチュラル |
| 仕入先 | ORIGIN COUNTRIES |
| 焙煎度 | シティ(2ハゼ後すぐ) |
エチオピアのナチュラル精製のコーヒー豆は、ベリー系の酸味が特徴です。
エスプレッソにすると、酸味が目立ちすぎる場合もありますが、
シティローストの「エチオピア イディド」は、酸味が際立ちすぎず華やかながらも飲みやすいエスプレッソでした。
この生豆の販売元のORIGIN COUNTRIESは、とても高品質なアフリカ産コーヒーを扱われており、重宝しています。
ただし、売り切れるのが早いので、タイミングによっては販売スケジュールを参考に入荷を待つ必要があります。
イチオシの焙煎度はシティ。2ハゼ後すぐの煎り止めがオススメです。
エスプレッソ用のブレンド、ロブスタに関して

エスプレッソ用のコーヒー豆は、ブレンドとして売り出されていることが多いです。
また、アラビカ種だけでなく、ロブスタ(カネフォラ)種を一定割合でブレンドされる場合もあります。
これは、伝統的なイタリア・ナポリのエスプレッソでは、上記のようなブレンドコーヒーが使用されるから。
ロブスタ種を入れることで、苦味が増し、クレマが濃厚になる傾向があります。
自宅で焙煎したコーヒーでエスプレッソを楽しむ場合、このロブスタの配合も悩みのタネになりますが、
私はロブスタを配合せず、アラビカのシングルオリジンを愛飲しています。
理由は下記2点。
- いくつもの種類の生豆を焙煎すると、家庭用で消費しきれない
- エスプレッソ用にロブスタを購入しても、なかなか使いきれない
アラビカのシングルオリジンでも十分おいしいエスプレッソ、カフェラテ・カプチーノが楽しめるので、
家庭用で消費する分はブレンドは作らない、と割り切ってしまっても良いと思います。
まずは色々な種類のコーヒー豆でエスプレッソを試して、作りたいブレンドの方針が定まったらチャレンジしたいですね。
まとめ
深煎りエスプレッソ用に向くコーヒー生豆と焙煎方法についてご紹介しました。
取り上げた生豆
| 生豆銘柄 | 特徴 |
|---|---|
| ブラジル ショコラ | チョコレートのような甘さ、ナッツの風味がミルクと相性抜群 |
| グアテマラ レッドブルボン | チョコレートのような甘さに加えて、ほんの少しの酸味 |
| エクアドル アンデスマウンテン | コク深く、甘さの余韻が長く続く |
| ベネズエラ ムクカイ・カツーラ | クリーンで蜜のような甘味を感じる |
| エチオピア イディド | 華やかなベリー系の酸味で爽やか |
新たにエスプレッソ用に向くコーヒー豆が見つかったら、随時追加していきます。
コーヒー生豆が個人で仕入れ可能な業者の通販サイトについては、下記の記事でまとめていますので参考にしてみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました!






