私は自宅でコーヒー焙煎をするほどコーヒーが大好きなので、朝食はパン派です。
でも、以下のような悩みを抱えて朝食難民になっていました。
- 市販の食パンは、おいしく食べるのにトーストしたりサンドイッチにしたり、ひと手間かかる
- 高級食パンはおいしいけれど、毎日食べるにはコストがかかる
- 菓子パンは手軽だけれど、甘すぎて体に悪そう
あるとき、ふと思い出しました。

ホームベーカリーの焼きたてパン、おいしかったな…
私は2014年頃、夫婦2人で1斤用のホームベーカリー(パン焼き器)を使っていました。
焼きたてのパンはおいしかったのですが、以下の理由からだんだん使わなくなってしまいました。
- 1回で食べきれず、余りは冷凍することになり味が落ちる
- 小麦粉、イースト、砂糖、バター等、多くの材料をそろえるのが面倒
時は2025年、毎日焼きたてを手軽に食べられるホームベーカリーもあるのでは?と思い探したところ
パナソニック(Panasonic) SD-CB1
をみつけました。この製品、半斤(約0.6斤)サイズなので、3人家族の朝食1回で消費できます。
つまり、毎日焼きたてパンを食べることができます!
また、専用のパンミックスを使えば、バター等の追加なしに、
付属の粉と水だけで簡単においしいパンを焼くことができます。
本記事では、パナソニックのホームベーカリーSD-CB1の使い方と、
実際に焼きあがったパンについて詳しくレビューします。
炊飯器でお米を炊くようにパンが焼ける!(7/28まで初月半額)
私は自分の生活スタイルに合うか確認するため、パナソニックの公式サービス「foodable」でSD-CB1をレンタルしました。パンミックスも付いてきます。半年後に本体を買い取れば、最初から本体を買うのと同じくらいのコストだったのでオススメです!
パナソニック(Panasonic)ホームベーカリーSD-CB1の特徴


まずは基本スペックと内容物をご紹介します。
パナソニックホームベーカリーSD-CB1のスペック
項目 | 仕様 |
---|---|
電源 | 交流100V 50-60Hz |
定格消費電力 | 285W |
質量 | 4.0kg |
大きさ | 幅18.8×奥行28.5×高さ24.3cm |
コードの長さ | 1.0m |
パナソニックホームベーカリーSD-CB1の内容物


内容物はとてもシンプルです。
パン羽根を取り付けたパンケースを本体に入れて使用します。
計量カップ、スプーンは使わなくても大丈夫です。
取扱説明書、レシピ本


キレイなレシピ本も付属してきました。
私はパンミックスでパンを焼くのがメインなのであまり使いませんが、
本格的にパン作りをしたい方には嬉しい付属品と思います。
その他、実際にSD-CB1を使ってみて、以下の特徴があると感じました。
- 誰でも簡単に美味しいパンを焼くことができる
⇒手間がかからないので、毎日でも使える - 半斤サイズなので、1回の朝食で消費できる
⇒毎日焼きたてのパンを食べることができる - コンパクトでオシャレ
⇒キッチンにそのまま置いておける - 電気代が安い
⇒気兼ねなく毎日パンを焼くことができる - レシピ本が充実している
⇒パン作りを趣味にすることもできる
順に解説します。
誰でも簡単に美味しいパンを焼くことができる


パナソニックの専用パンミックスを使えば、付属の粉と水を入れるだけでパンを焼けます。
初めての方でも、普段料理をしない方でも1回目から美味しいパンを焼くことができます。
片付けも、たった二つのパーツを洗うだけなので簡単です。
これなら、毎日パンを焼いてもまったく苦になりません。
使い方の詳細は後述します。
半斤サイズなので、1回の朝食で消費できる
よくある1斤サイズだと、家族3人では1回で食べるには少し多いです。
そのため余ったパンは冷凍することになり、味が落ちてしまいます。
半斤なら2~3人で食べるのにちょうどよく、毎日焼きたてパンを食べることができます!
コンパクトでオシャレ


半斤用ということで、とてもコンパクトです。
高さは2Lのペットボトルよりも小さく、面積はA4より小さいです。(B5よりほんの少し大きいくらい)
また、シンプルなホワイトカラーなので、オシャレでどんなインテリアにも合います。
キッチンに出したままにできるので、置き場所に困らないのがうれしいです。
手触りはザラザラで、マットな質感なところも気に入っています。
電気代が安い


SD-CB1が稼働中の消費電力量、および電気代はメーカーから公表されていませんので、
実際に21:00に予約してから翌日6:00にパンが焼きあがるまでの電力量を測定してみました。
電力量の測定結果


結果として、21:00~6:00の間に消費した電力量は0.104kWhでした。
電力料金を目安価格である31円/kwhとして計算すると、以下のようになります。
0.104kW×31円/kWh=3.224円
ホームベーカリーSD-CB1の1回使用あたりの電気代は約3円であることがわかりました。
電力会社によっては、夜中の安い電気代の間に焼くことで約2円に節約できます。
このくらいの電気代であれば、気兼ねなくホームベーカリーを使用することができます。
レシピ本が充実している
バターロール、チョココロネなど


ガトーショコラ、ジャムなど


個別に材料を用意する必要がありますが、
チョココロネといった菓子パンや、ガトーショコラなどのケーキ、さらにはジャムまで、さまざまなレシピが付属しています。
本格的に使えば、パンやお菓子作りを趣味として楽しむこともできそうですね。
カンタン・安い・美味い!(7/28まで初月半額)
SB-CB1の使い方:粉と水を入れるだけ!


ホームベーカリーSD-CB1の使用方法について説明します。
foodableのサービスで付属する、食パンミックス 早焼きタイプの焼き方です。
食パンミックスと別添えで、ドライイーストが付いてきます。
パンケースは自立するので、スケールに乗せて直接材料を入れていくと時短で洗い物が少ないです。


ドライイーストを1g入れます。
残ったドライイーストは、輪ゴムでしばって冷蔵庫へ。
保管後も、なるべく早く使用してください。


食パンミックスを、1斤の半分である157.5g入れます。
残った食パンミックスは、輪ゴムでしばって常温保存。
なるべく早く使用してください。


水を100g入れます。
この時、水がドライイーストと触れないよう、優しく入れてください。
水とドライイーストが触れると活動が活発になるのですが、
ホームベーカリーの撹拌で触れる時間を制御するため、ここでは触れないようにします。


パンケースを、ホームベーカリー本体にセットします。
こぼさないように、注意です。
メニュー、焼き加減、タイマーを設定


ホームベーカリー本体の設定を行います。
MENUは「1」を選択します。
焼き加減は3段階から選べるので、お好みの焼き加減(焼き色)を選択します。
タイマーは、焼き上がる時間を設定します。
上記の設定がすべて終わったら、STARTボタンを押します。


ピーッピーッとブザーが鳴ったら焼き上がりです。


ミトンを使ってパンケースを取り出し、2分ほど冷まします。


お皿に取り出せば完成!
パンケースを上下に振ると、キレイに取り出せます。
以上が、ホームベーカリーSD-CB1の使用方法です。
パンミックスを使うと、とても簡単にパンが焼けます。
SD-CB1で設定可能な3種類の焼き色と味


foodableのサービスで付属する、食パンミックス 早焼きタイプについて、
SC-CB1で設定可能な3種類の焼き色(淡、標準、濃)で焼いた焼き色と味をご紹介します。
3種類の焼き色設定と感想
淡⇒全体的にソフトでトースト向き


最も弱い焼き加減の「淡」の設定にすると、パンの耳の部分も含めて全体的にソフトに仕上がります。
そのままでもフワフワで美味しくいただけますが、
追加でトーストして食べたい場合はこの焼き加減がおススメです。
追加でトースト


耳の部分も焦げず、全体がカリッとしたトーストができあがります。
バターを塗るだけでとても美味しくいただけます。
標準⇒「外サクッ・中フワッ」の食感が美味!


私の一番のオススメは、この中くらいの焼き加減「標準」です。
耳の部分はサクッと歯ごたえがあり、市販の食パンとは全く異なる食感です。
それでいて、中はフワッとしており、絶妙なバランスになります。
何もつけずに食べても美味しいですし、ジャムなど乗せるのも良いです。
中でも私がハマっているのは、オリーブオイルに塩とコショウを入れて付けること。
オリーブオイルにこだわると絶品!


オススメのオリーブオイルは、下記の記事で詳しくまとめたので興味があればご覧ください。
濃:カリッと食感強めが好みならコチラ


耳の焼き色がだいぶ濃くなります。
イメージ通り、耳のカリッとした食感が強くなります。
標準よりも強い食感にしたい気分の時にオススメです。
3種の焼き加減を気分・用途で楽しめる!
SD-CB1のメンテナンス


ホームベーカリーSD-CB1のお手入れ方法を紹介します。
使い終わったら毎回


使い終わったパンケースに水を入れて、しばらくつけておきます。
パンケースやパン羽根に残ったパンをふやかしていきます。
残ったパンがふやけたら、スポンジで洗います。
洗剤を使う場合、中性洗剤を使用します。
残ったパンが取り切れない場合、竹串で取ります。
が、一度も竹串を使わずにパン生地が取り切れなかったことはありません。
使い終わったときの片付けは、たったこれだけです。
その他、ふたや本体の汚れが気になったら、固く絞ったぬれふきんで拭く程度です。
メンテナンスに手間がかからないので、気兼ねなく使うことができます。
パナソニックの公式サービス「foodable」はお得か?


パナソニックの公式サブスクサービス「foodable」で、SD-CB1をレンタルできます。
サービス内容の概要は以下の通り。
- セット内容:SD-CB1本体、食パンミックス10回分/月
- 月額:1,980円
- 最低契約期間:6か月(中途解約金7,960円)
- 6か月以降、本体買取料:16,500円



サブスクサービスって、割高なんでしょう?
という先入観を持っていた私は、foodableを使うのが割高にならないか計算しました。
計算条件
- foodableをずっと利用
- foodableを利用し、6か月目に本体買い取り
- 本体を購入して試用(foodableを利用しない)


まず、foodableを利用し続ける場合、22~23か月目以上で累積金額が本体買取より高くなります。
つまり、23か月以上使うなら、foodable使用開始6か月目に本体を買い取るとお得と言えます。
本体を最初から購入する場合、初期費用が21,780円かかります。(2025/6/25 amazon価格)
foodable 6か月目で本体を買い取る場合とグラフはほぼ一致しており、
意外にも本体を最初から購入するのがすごくお得という結果にはなりませんでした。
ということで私は以下の結論を理由に、foodableを利用することにしました。
foodableを利用し、パンを焼く生活が自分に合うか6か月以内に判断する。6か月以降も使い続けるなら、その時点で本体買取をする。使わないなら、6か月目に解約する。(累積金額は約12,000円で済む)
たとえ6か月で解約しても、60回分のパンが食べられるので、
焼きたてパン1個200円と考えたら最悪解約すれば良いや!という気持ちで契約ができました。
もちろん、焼きたてパンの美味しさに魅了されたので、6か月目に本体買取するつもりです。
まとめ
パナソニック(Panasonic)ホームベーカリーSD-CB1について、オススメな人とそうでない人をまとめます。
オススメの人 | そうでない人 |
---|---|
朝、焼きたてのパンを食べたい 「外サクッ・中フワッ」の食感が好き 半斤サイズのパンがちょうど良い量 調理、片付けが簡単なホームベーカリーが欲しい 毎日朝食を考えるのが面倒 | 半斤サイズでは足りない(4-5人家族以上) 高級食パンのようなフワッフワなパンが好み |
SD-CB1は、朝食に「外サクッ・中フワッ」食感の焼きたてパンを食べたい方にオススメです。
半斤サイズなので、最大3人分ほどの分量と考えていただけると良いです。
調理、片付けが簡単なので、誰でも気兼ねなく毎日使用することができます。
これがあれば、いちいち考えずに美味しい朝食が食べられるので、朝食難民脱出です!
一方で、4-5人家族の場合は、半斤サイズでは足りないと思います。
また、高級パンのようなフワッフワなパンが好みの方も、少し向かないと思います。
ホームベーカリーのある生活が自分に合うか試してみたい方は、foodableを利用することをオススメします。
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました!